103 バーストラウマ

103 バーストラウマ



 人間の心のフタになっているものに「トラウマ」が
 あります。

 生まれたころの元気、やる気、勇気は
 ショック体験をとおして、トラウマという心のフタが
 でき、心の奥に押しやられていきます。

 トラウマの多くは、"愛"を求めたのに得られない
 ショックから生まれます。

 ショックを二度と体験したくないので、
 心は自動的にブレーキをかけてくれます。


 実は、人類はだれしもが生誕する瞬間に大きなトラウマを
 経験します。

 お母さんのおなかの中にいるときは、
 いつも栄養満点、無重力であたたかい愛に満たされた
 最高の環境にいます。

 生まれる瞬間、痛みと共にその世界から分断され
 大きなショックを受けます。

 そのショックは、与えられていた愛がなくなるという
 恐怖、裏切り、失望。

 これをバーストラウマといいます。

 生まれてからはお腹の中で満たされていた「与えられる愛」
 を探して、バーストラウマの癒しを求めます。

 しかし、大人になるにつれて、与えられる愛を求めても
 得られないショック体験を重ねると、心にフタができていきます。


 生まれてから学ぶことは、いかに愛を与えてもらうかではなく、
 内から湧きだす愛を見つけていかに与えるか。

 与えた愛は自分に帰ってきます。

 では、内から湧きだす愛の源流はどこにあるのでしょう。
 源流がみつかったとき、バーストラウマは解消されて
 心のフタが開いていきます。

 人生とは与えられる愛から与える愛へと変わるための
 源流探しの旅ともいえるのかしれません。