ここ最近、休みのたびに息子に泳ぎを教えています。
私は小1ぐらいまで、水恐怖症で頭も洗えませんでしたが、
息子は進んで泳ごうとします。その姿勢に感心します。
泳げなかった私は、スイミングスクールに行かされたことで
泣きながらも嫌々練習をして泳げるようになりました。
お陰で泳ぎが得意になりましたが、
プールを見ると気分が悪くなっていました。
ですが、高校の時、ご縁あって水泳部に入ったことで
なんと、水と友達にまでなりました。
今でもプールに入ると、水と戯れます。
子どもの頃の水恐怖症の感覚は残っていますが、
その感覚を超えた楽しさを味わっています。
水族館にいくとイルカが水の中で遊んでいますが
その感覚が少しわかるので、一緒に泳ぎたくなります。
息子の泳ぎのコーチをしていると、いろんなことに
気づかされます。
力を入れるところと抜くところのバランス。
これは言葉では教えにくいところです。
水と一つになる感覚の中でこのバランス感は養われます。
一生懸命ばしゃばしゃしているのに、進まない。
これは、力の入れと抜きのバランスが崩れているからです。
水という場の中で、自分を感じる。
自分の体の周りに存在する水を感じる。
体を動かすと、自分を取り巻く水がどうこたえるか。
時には、抵抗になるけど、時には、味方になる。
その中で、水と一緒になると、力をあまり入れなくても
すぅーと進み始める。
息子に伝えました。
「水をゆったりと体で感じると水と一つになるんやで」
「うん、うんわかった」といった後、泳ぎ始めると
息子はプールの真ん中近くまで泳げました。
今までは5メートルあたりが限界だったのに、
2倍泳げたわけです。息子は自分でも驚いていました。
すると、「お父さん、次はタイムはかってな。」と気合を
入れて泳ぎ始めました。
すると、今度は7メートルでした。
「あれ?」と息子は首をかしげていました。
力の入れ具合、抜き具合。
このバランスを水という"場"で学んでいくのでしょう。

