106 適性を見つける

106 適性を見つける


 人には"性"があります。
 男女の性ではなく、性質の"性"です。

 人の"性"は人の数だけあります。
 全員が違うのです。


 物体にも固有振動という、個々がそれぞれにもつ
 振動のパターンがあります。

 振動した時、一番自然な振動数に落ち着きます。

 ギターの弦が様々な音階の音が出せるのは、
 弦の固有振動数が違うからです。

 ちなみにギターの弦の場合は『張力』と『長さ』によって、
 振動数を自在に変えることができます。


 個々の人がどんな性=音を出しているのか、
 それがわかれば、仲間と協力して
 ハーモニーを奏でることができます。

 人の性は内在しています。
 なので、探して見つけだすプロセスが必要です。

 その内在する性を見つけ出し、解放した人は、
 とてつもなくすごい力を発揮します。

 一方、世の中の評価軸に合わせようとして
 外に答えを探すと、ほどほどになります。

 自分と振動数の違う他人の性に
 合わせようとするからです。

 では、この内在する性をどうしたら見つけ出せるのか。

 そのキーワードは「夢中」です。
 自分が夢中になっているとき、性が解放されています。

 それは外の評価軸「良い・悪い」「正しい・間違っている」
 「優れている・劣っている」といった縛りが解けているからです。

 夢中とは、我を忘れています。
 我という縛りがないわけです。


 では、自分の夢中を探してみましょう。

 夢中になって取り組んだこと。
 夢中になって楽しめた遊び、趣味。
 夢中になって読めてしまう本・・・。

 ここにヒントが隠されています。

 小・中・高校のころは、授業には興味が持てず
 生徒が中心となって行うイベントや部活には
 ものすごく夢中になれました。

 大学生のころは、専門の授業(土木工学)には
 努力をしましたが全く夢中になれず
 「心理学」と「哲学」と「漫画」に夢中になりました。

 なぜ夢中になれたのか理由はありません。
 これが、私の本来持っている性なのです。

 外の基準・評価と私の性には大きなギャップがあったので
 一致させるには、時間がかかりましたが、
 内と外が一致してくると、すごい力が出てきました。

 アイデアが湧いてくる、やる気が湧いてくる、
 勇気が湧いてくる。

 不自然な状態から自然な状態にうつっていく
 そんな感覚です。

 その自分の性を誰かのお役立ちに繋げていくと
 それが結果"適性"となりました。

 人や組織の適性が現れてくる場をつくるというのが
 私の適性です。後でわかったことです。

 外に適性を探しても見つかりません。
 内にある性を感じながら、その性が夢中になる方向に
 一歩ずつ進んでみる。

 すると、いい音が響きだします。
 そして、その音を聴いて「いいなlと感じいった人たちが
 集まりだす。

 その仲間たちの音を聴き、自分の音と合わせてハーモニーに
 していくと、最高の演奏ができてしまうのです。

 互いの適性を見つけだし、ハーモニーが生まれる。
 イメージしただけで夢中になってしまうのです。