108 内的対話力

108 内的対話力


 人間力は、自分に向き合うことで引き出されます。

 元々もっている命の力である『人間力』を解放するには、
 自分と対話する力を磨くのが近道です。


 外の世界で起きた現象という"刺激"を心の内で感じ、
 その感じたものを元に、意思決定をし行動します。

 感じ、意志決定し、行動した積み重ねが、
 自分の現実となって目の前に現れています。

 ただ、心の内は90%以上が無意識なので
 目の前の現実は自分が意志決定したものだとは
 受け入れがたいのです。


 行動を変えようとしても現実が変わらないのであれば、
 心の内での感じ方というOSをバージョンアップすればいい。

 このOSのバージョンアップをするために必要なのが
 内的対話です。


 内的対話を促進すると、「気付き」が生まれ
 本来の自分らしさを思いだします。

 本来の自分らしさを"天性"といいます。

 この天性に気付いたとき、人間力は解放されます。


 人間力とは、現実を変える力のことです。

 人間というホモサピエンスは、自然界の中でも
 現実を変える力を自然界から授けられています。

 同時代に生息していた、力や運動能力では優れ、道具の技術でも
 同格だったネアンデールタール人は滅び、ホモサピエンスが
 繁栄したのは、内的対話力の差だと思われます。

 ホモサピエンスの集落にあってネアンデルタール人の集落に
 なかった出土品がそれを教えてくれます。


 それは、宗教的な儀式に使われていたとおもわれる
 「シンボル」となる像。

 男性器と女性器が融合した像です。

 このころから、人間は陰と陽の和が命のエネルギーで
 あることがわかっていた。

 そして、この像を使ってホモサピエンスは宇宙や自然に祈りながら
 自分と向きあう対話をしていたのでしょう。


 現実を変える力=人間力を解放するには、内的対話力を磨くこと。

 その磨き方は、シンプルです。

 自分に降りかかる現実に心の内が揺れたり、囚われたりするとき
 それは、自分の無意識を気付かせてくれる鏡のメッセージとして
 捉えようとする自問自答です。

 宇宙や自然が自分に何かを教えようとメッセージを送ってくれていると
 感じて解読する。天意の解読ともいいます。


 この天意の解読をする自問自答が、内的対話力を磨き、
 結果、人間力を解放していくのです。